雪解けで出てきたものたちのコレクション
北海道の春の恒例行事。雪がとけると、冬の間ずっと雪の下にいたものたちが現れる。今年も豊作だった。
3月も中旬になると、さすがに雪が解け始める。道路の端っこや日当たりの悪い場所にはまだ残っているが、南向きの場所はぐんぐん解けていく。
そしてこの時期の北海道名物が、「雪解けで現れるもの」だ。
今年の発見物リスト
落とし手袋(片方)——誰かが冬の始まりに落としたのだろう。くたびれた毛糸の手袋。左手用だけ。右手はどこへ行ったのか。
ゴミ袋(中身入り)——これはちゃんと回収された。誰かが強風の日に飛ばされたのか、それとも忘れたのか。内容物は確認しなかった。
スコップの柄(折れている)——冬の激務が偲ばれる。よく頑張った。
レジ袋——なんか3枚も出てきた。どこから来たのかまったくわからない。
自転車のベル——どういう経緯でここに?車道の端から出てきた。謎が深い。
百円玉——これはうれしかった。きれいに洗って使った。
雪解けは発掘の季節
北海道で冬を過ごすと、「雪に埋まったものは春まで出てこない」ということを学ぶ。だから雪が降り始める前に片付けなきゃいけないんだけど、毎年必ず何かを埋めてしまう。
今年は百円玉を掘り当てたので良い春だと思う。
雪解けは少し泥くさくて、少し懐かしくて、少し宝探しみたいな季節だ。